日高山脈ぐるり一周

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苫小牧駅10:29発様似行き。車は1両。
たしか、2年前に乗ったときは2両編成だったと思う。

車内は座席が全部埋まるぐらいの混雑。
この状態で列車は定刻に出発した。
列車は快調に走る。鵡川で3割ぐらいの乗客が下車。その後こまめに乗降を繰り返して列車は走る。

列車は海沿いに走っていく。
日高門別をすぎると、列車は太平洋の海岸線に沿って走る。
大狩部付近では海岸線スレスレのところを走る。波が高いときは線路に波がかかり運休になることもしばしあるようだ。
新冠をすぎたあたりから、車窓に牧場が見えるが。この牧場は競走馬のサラブレッドの牧場で、この地域から浦河にかけてはサラブレッドの産地で有名である。
列車は静内で10分間の小休止の後、再び様似へ向けて走り出す。

静内をすぎると、列車は海沿いから内陸部に入ってトンネルに入ったと思ったら再び海沿い。
そして日高東別から浦河までは内陸部を列車は進んでいく。
途中には山越えもあり、景色の移り変わりが激しい。
このあたりで苫小牧で買った弁当を食べる。

浦河からは再び海沿いを走り、西様似で少し内陸にはいって終点様似に到着。
様似からはJRバス日勝線に乗り換えて、広尾へ。
やってきたバスはいすゞの観光仕様車。
前回乗車したときは、一般路線車であったので、ちょっと嬉しい。
バスの乗客は、日高本線から乗り換えてきた人が自分たちを含めて4人と地元客1名。
ここから広尾まで、バスはずっと海岸沿いの国道を走っていく。

えりも市街を抜けるとバスは一路襟裳岬へ。
襟裳岬に近づくと、辺りの景色は今までと違い、木々が無くなり一面の熊笹が広がっている。
これは襟裳岬周辺が風速10メートル以上の風の吹く日が、年間290日以上もあるため、木を植えることが出来ないからだとか。
襟裳岬で、乗客を乗せたバスは進路を北へ。
途中百人浜では、おばちゃんサンデードライバーがバスの進行を妨害。
急発進・急停車・ウインカーを出さずに曲がるな!>前方の乗用車

そんなこんなで、バスは黄金道路へ。
黄金道路とは、国道336号線の日高管内えりも町庶野?広尾町広尾橋の延長31・7キロの通称で、道路建設費用が巨額であるから黄金道路と名付けられたとか。
2年前に乗ったときと違い、高波による通行止め期間の短縮を図るため、道路の付け替えが行われており、所々でトンネルによるバイパス区間が出来ていた。
また、道路改良工事や新たなるトンネル工事も行われており、途中では片側通行の信号待ちによる小休止というハプニングも。
そんなこんなで、定刻より若干送れて広尾に到着。

広尾からは十勝バスに乗り換えて帯広へ。
やってきたのはブルーリボンシティ。
途中、雨に降られたり、きれいな虹を見ながら2時間路線バスの旅。
そしてこの日の宿泊地、帯広に到着しました。

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