優勝一色

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9月10日 なんだかんだあったが北斗星1号は、定刻より若干送れて南千歳駅に到着した。
ホームに降りるとひんやりとした空気が肌を刺す。
この空気が北海道に来たことを実感させた。

この日は、苫小牧?様似?帯広と回る予定だ。
南千歳から苫小牧までは、スーパー北斗6号で戻る。
北斗星1号で苫小牧下車しても良かったのだが、いかんせん日高本線との接続時間の問題や、少しでも長く北斗星に乗っていたいからという理由で、南千歳まで乗ったわけである。
もしも、快速優駿浪漫が運転されていれば、札幌まで乗り通せたのにと、時刻表を見ながら思ったりもした。

スーパー北斗6号の自由席はほぼ100%の乗車率。
1停車駅間の移動だけなので、最後尾車両の貫通路部分から流れゆく景色を見る。
広大な景色と、長??い直線を見ながら苫小牧9:18着。
車内では、一緒に旅をしている友人と「線路条件がいいよねぇ」なんて話をしていた。

苫小牧駅に降りると、駅コンコースは夏の甲子園で優勝した駒澤大学附属苫小牧高等学校の
善戦の記録が展示してあり、しばし見とれる俺。
いや?、今年の甲子園は近年まれに見るいい大会だと、俺は思っていた訳ですから。
しかも地元東京代表よりも、北海道代表を応援していた身としてはこれほど嬉しいことはないですよ。
時期が合えば、優勝旗を見に行きたかったなぁなんてことを思いつつ、駅周辺を散策。
バスターミナルそばの操車場で市営バスの背面を見たら、
TOMAKOMAI_BACK.jpg
市営バスも、優勝一色でした。

散策途中、山線祭りなる看板を見つけたのだが、海沿いの苫小牧でなぜ山線?と思っていたら、これは苫小牧?支笏湖間の王子軽便鉄道のことを指すとのこと。
アカシア公園に展示してあった王子軽便鉄道の車両を見たら、なんと東京の王子にあった紙の博物館に展示してあった機関車ではありませんか。
こんなところで偶然にも再会できるとは思ってもいませんでした。
そんなこんなしているうちに、日高本線の出発時刻が近づいてきたので、苫小牧駅へ。
10:29発2227Dで様似へ向かうのだが、乗車時間が3時間なので、あらかじめ昼食の弁当を購入して、車中の人となった。

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