はかた号乗車記 その3

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6月25日 9:15 天候 晴れ
バスは約20分遅れて佐波川サービスエリアに到着。
とりあえず、晴れてます。
俺の自宅から200キロ以上の遠出をすると、雨or雪に降られるというジンクス。
この日はとりあえず大丈夫なようだ。

佐波川サービスエリア到着前に朝ご飯の配給があり、中身はお茶とパネトーネというパン。
箱に書いてある説明書には
『イタリアのコモ湖周辺だけに生息するパネトーネ種を長時間熟成させて作ったパンです。』
とのこと。

そして、バスは佐波川サービスエリアに到着。ここで15分の休憩。
到着すると乗客はサービスエリア内の洗面所で顔を洗ったり、売店で朝食の追加購入をしたり、思い思いに過ごしバスは福岡天神に向かって出発。

9:30 佐波川サービスエリアを出発して、乗務員からアナウンス。
バスは途中の交通事情で20分遅れて運行中。
博多駅交通センターには約30分遅れの11:40、福岡天神バスセンターには11:50から12:00頃到着予定です。
…をい、遅れ時間をそのまま引きずって、到着するのなら分かるが。
遅れ時間が拡大しているというのはどういうこと?
まあ、この長距離で30分遅れは誤差の範囲内だが、
一般的に夜行高速バスは運行時間にある程度余裕を持たせないかという疑問がわいたが…。
この後の、路線バスや高速バスに乗って、九州の路線バスがどれだけ変であるかということに気づいた。
それはまた後述するとして、とりあえずこの放送を聞いた時点で

ど う で し ょ う 祭 の

チ ケ ッ ト 購 入 は 諦 め ま し た 。

いつの間にか、車内ではビデオの放映が始まる。
今度は洋画のようだが…一体、どんな映画かよく分からなかった。
かくいう俺は友人にメールを送り、配られたパンを食べて、音楽を聴きながら景色を眺めてました。
ちなみに、パネトーネは。
見た目は、マフィンのよう。しかし食べると確かにパンである。
干しぶどうが入っているので、ちょっと酸っぱい。
ボリュームは6枚切り食パン1枚半ってところでしょうか。

車内は気怠い雰囲気。
再び夢の中へ行く人。
映画を見る人。
音楽を聴く人。
妙な雰囲気が、車中を占める。
福岡まで、約2時間。
バスは時速85~90キロで、急がず慌てずマイペースで中国自動車道を走る。
それもそうだろう、はかた号が一番苦手とする『忌み』となる区間なのだから。

下関の手前で中国自動車道と合流。
伝説の壇ノ浦サービスエリアの看板を左手にみて、関門橋を渡る。
そして、九州上陸ヽ(´ー`)ノバンザーイ

西鉄バスのホームエリアに入った途端、バスは時速95?100キロで走行。
そりゃ、日常運転している区間だもんね。
反対車線にはひっきりなしに、西鉄高速バスとすれ違う。
しかも、高速バススタイルのほかに、一般路線バススタイルの車両も走っている。
(いわゆるB高と呼ばれる車両)
やっぱり、西鉄クオリティはすごい。

11:20 九州自動車道 福岡インター。
ここで長かった高速道路走行に別れを告げる。
ETCを搭載しているので、バスはノンストップで通過。
ブースの料金表示器には26,250円と表示。
ETC別納でも高井戸からの料金にしては安すぎる…これは一体どこからの料金なのだろうか。
広島付近で高速を降りて一般道経由だったのか?(それで遅れたの?)
謎は深まるばかりである。

バスは都市高速に入って、マターリ走行。
いや、本当にのんびり走ってるんですよ。
でも、周りの自動車ものんびり走ってるんですよ。

11:40 博多駅交通センター2F に30分遅れで到着。
ほとんどの乗客がここで降車し、バスは天神へ。

天神へは、ターミナルへの入路の関係か、ちょっと遠回りして渡辺通経由。
ということは…アパホテル見ちゃった。社長の写真見ちゃった。

11:55 福岡天神高速バスターミナル 到着。
約15時間かかって、やっと到着。
う?ん。長かった。だって、夜行高速バス+昼行高速バスですよ。
でも、疲れたという感じが無い。
それも、西鉄バスのスリーピングシートのおかげだろうか。

はかた号にまた乗りたい?と問われたら。
たぶん俺は『乗りたい』と答えるだろうな。
さて、今度は友人を誘って乗ってみようかな。

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