水戸芸術館 ACM劇場 『遺産と誤算の狂騒曲』

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茨城交通で旧塗装車の復刻と、ガールズ&パンツァー痛バスが臨時バスに投入されるという情報を聞いて
久々に水戸まで行ってみるかと思い、そして芸術館は何をやっているかウエブサイトとをチェックした結果がこうなりました。

観劇ログ 水戸芸術館
ACM THEATRE PRODUCE <TONS OF MONEY>
『遺産と誤算の狂騒曲』~華麗なるダマしあい~
IMG_7713.jpg
水戸芸術館での観劇は2回目。
1回目はボーカロイドの楽曲を題材にした「ココロ」という舞台であったが、非常に良い内容だったので機会があればまた見てみたいと思ってたが
意外なタイミングでそれは訪れるものである。

この劇場の特徴として、劇場自体の大きさは小ホール並だが注目すべきは形状。12角形となっており、さらに小ホールながらも舞台の奥行きが非常に広い=客席の列数が少ないということ。なんと実質9列なのでどこに座っても舞台との距離が近く、舞台上の出演者の一挙手一投足がよく見えて声もよく響くという非常に良質の劇場。
そしてもう一つ。この劇場の観劇料金は非常に手頃。今回も当日券3300円。演劇を身近な存在として、また手軽に見ることができる場を提供している水戸芸術館は良い仕事をしていると思う。
さて、今回着席したのは2階席最前列。当日券だったので空いている席ことで選んだわけだが、前回見に行ったときに座ったのも2階席最前列だった。しかし舞台の上手下手全方位よく見えることと、2階席なのに舞台が非常に近く感じる。これは今回も同じだった。

さて舞台の内容は、舞台は英国のマーロウ、そこに住む科学者気取りの主人公だが借金まみれで破産寸前。そんなときに降って沸いた遺産相続話、しかしそのまま相続してしまうと借金と帳消しになってしまう。そこで主人公の妻が借金帳消しして遺産金を受け取ろうという一石二鳥な策略を思いつき、夫妻はそれを実行するが、そこには様々な陰謀が...。とだけ書くと真面目な内容に思えるが、これが実に英国的ジョークも含まれたドタバタ喜劇。狂想曲ではなく正に狂騒曲。
見物は「志村ーうしろ!うしろ!」的な演出と最後のオチ。

水戸まで足を運んだ甲斐がありました。

8月末には演劇フェスティバルがあるそうだが、見たい演目が金曜日・・。

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