西工終了のお知らせ。

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http://www.nishitetsu.co.jp/corporate/ir/briefing/100121_01.pdf
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100121-00000033-rps-bus_all
西日本鉄道は、車体・架装メーカー子会社の西日本車体を8月31日付けで解散すると発表した。
西日本車体は、日産ディーゼル工業から同社のバス車体の架装を受注して事業展開してきた。しかし、日産ディーゼルが西日本車体への発注を終了することを決定、これに代わる受注も見込めないことから、事業の継続は困難と判断し、解散する。
西日本車体は、1946年設立の西鉄グループの老舗車体メーカー。

トラックやバスの国内市場の急減で、車体メーカーの経営破たんが相次いでおり、今回老舗車体メーカーが姿を消すことになる。
西鉄は西日本車体の解散で今期、11億円を特別損失に計上する。
献血車って今の2大陣営で作れるんだろうか。
B高の代替車って今の2大陣営で作れるんだろうか。
高さ制限のある路線向けの車両も、今の2大陣営で作れるんだろうか。
特殊用途向け車両は東京特殊車体が引き継ぐのかなぁ。
・・・。

メンテナンスは共栄車体工業が引き継ぐだろうけど、
純粋なコーチビルダーが店じまい。惜しい会社を無くしました。

さて、誰もが予想していた、規模縮小で日産+三菱の新会社やJ-BUS連合からの細々とした受注だけでやっていくのも、
採算性(西鉄バスの車両調達コストダウンも含め)を考えると、B高やC型などが日デ以外のシャーシに加装出来ないというデメリットもあり、
ここで一気に解散した方がよいと判断したのでしょう。

1000円高速と景気悪化で、西鉄本体の経営が揺らいでる近年。
高速バスや一般路線の減便、廃止だけではなく西鉄の各種事業再編の一環として。


追い打ちをかけているのが、受注過多で納期遅れや品質低下。
完全な日デの指定車体のために、他社シャーシ加装がほとんどできなくなり。
結果、日産車以外を導入しているユーザーの西工離れ。
さらに新型セレガ/ガーラ、ニューエアロの加装不可。

西工がおかれている環境の流れが速すぎて、西工が追いつけない状況。
すべてがタイミングが悪すぎました。

最後に西工が納入するユーザーは、はやり西鉄なのでしょうか。
それとも大番狂わせがくるか。ヲタ的には残り半年を注目したいところ。

個人的には、都営バスV代1次で日デ(UD)に落札して貰いたいなー。

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