[乗りバス]ばんけい観光バスに乗ってきた。

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ちょっと、札幌まで日帰りで行ってきた。
理由は、ちょっと2泊3日で旅行に行く予定だったのが、予定が変わってしまったためだったり。
ただ、往路だけは航空券の予約をしてあったので、勿体ないから日帰りで行ってきた。

BK_SPK200KA1727_D1.jpgばんけい観光バス  札幌200か1727 U-MP218M改 三菱+新呉羽 元神奈中バス(横浜・大船辺り所属と推定)

発寒南駅にて

今話題のばんけい観光バス。

昨今の燃料費高騰で赤字が拡大し、平成20年4月に入って、平成20年4月20日で廃止と打ち出すが、
ただし4月15日に一転して路線継続を発表。
その後「補助金を受けられるなら運行を続けたい」と言う意向が地元紙に出るなど、二転三転している。

ばんけい観光バス。
今のうちに乗車しておこうと俺は発寒南駅に向かった。

札幌市営地下鉄東西線 発寒南駅

地下鉄の改札を出て、バスターミナルと書いてある方向に進む。
ターミナルへのエスカレーターを上がり、ばんけいバスの乗場を探すと、
目の前の路上にバスが止まっていた。

ああ、ターミナルの中に入れてもらえないのね。

BK_HASSAMU_D1.jpg
ばんけい観光バスのバス停

止まっていたバス、どこからどう見ても神奈川中央バスです。
と言うことで、出発までまだ時間があるけどバスに乗って待つことに。

車内を見回すと、ざらざらの座席に、注意喚起。やっぱり神奈中。
ばんけいバスで使っているデジタル運賃表も、
昔神奈中バスで使っていたのと仕様が似ているからなおさらw

そして出発時間。
真駒内駅行きのバスの乗客は俺とおばちゃん1名の合計二人。

途中停留所に到着。
中扉が開いて、お客さんが乗ると「プー」とブザーが鳴る。
神奈川県民と東京都町田市でおなじみの光景。
ああ、やっぱり神奈中バスなんだ。

3箇所で1名ずつ乗車するが、乗客は片手で収まる人数。

バスはどんどん坂道を上り札幌の山奥へ。
さらに坂道を上っていきます。

道路の両脇には林。
もう一つの札幌の顔を見たような気がする。
ああ、この路線に乗りに来て良かったと思う。

バスは盤渓到着。そのまま真駒内駅行に連続運転。
路線的には、発寒南駅?盤渓と盤渓?真駒内駅という別路線で、
方向幕にも盤渓乗り換えという文字が入っているのですが、
実際には乗り通すことが出来て運賃も通算。
ただし、地下鉄・バス連絡乗車券が使えなかったりする(´・ω・`)ガッカリ・・・

事前に情報が乏しかったので、まぁ一安心。
(busServicemapの路線図だけが頼り)

途中に見えた盤渓スキー場。なかなか良さそうな雰囲気。
今シーズンのスキー、ここに滑りに来るのもありかな。

盤渓から川添へ向かう途中、じょうてつバスの廃車体、しかも方向幕入りを見かけたり。
峠を下るときの景色が良かったり。

川添お散歩バス用専用の元都営車がまだ現役であることを確認したりして真駒内駅に到着。

ばんけい観光バス、この路線が大型車なのは小学校への通学で乗客が多いからだとか。
盤渓地区の小学校への通学や、冬場のスキー場へのアクセスで辛うじて繋がっている路線。
しかし、近距離区間での利用客が皆無。
いや、お客さんがいないわけではない。乗ってこないし乗れないのだ。

発寒南・真駒内エリアの近距離区間の乗客を取り込むのが絶望的な事情がある。
それは発寒南側はJRバス(発寒南駅?福井えん堤)、
真駒内側がじょうてつバス(真駒内駅?山水団地)が本数も多く併走している。

一方のばんけい観光バスは、この発寒南?真駒内線を結ぶ路線の運行開始が2003年と後発のため
営業エリアの大人の事情により実質的な準急運転をせざるを得なかった。
そのため運賃収入は盤渓地区発着で乗降する客と通し乗車客からしか望めない状況。
これらの環境で、さぞかし最近の燃料高騰が経営に響いているのは想像に難くない。

今回も、川添1?1で高校生がバスに乗車して来るも、じょうてつバスでないことが分かると下車(´・ω・`)ショボーン

さて、この先どうなるか、気になって仕方ないです。

何はともあれ、もういちど乗ってみたい路線。
次は9月ぐらいに乗りに行こうかな。

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