2chで気になったスレッドより
【北海道】“道東唯一の百貨店”へ片道2時間半…帯広の「藤丸」、釧路からの無料送迎バス初運行 予想の3倍350人利用
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1204450942/
★帯広の百貨店・藤丸 釧路から無料送迎バス初運行 予想の3倍350人利用【帯広】道東唯一の百貨店として地元以外からも買い物客を呼び込もうと、帯広市の藤丸
(藤本長章社長)は一日、釧路発着の無料送迎バスを初めて運行した。当初予想の三倍を
超える約三百五十人が大型バス十台に分乗し、一日がかりでブランド品などの買い物を
楽しんだ。
道東では二○○六年八月に丸井今井釧路店、昨年十月には北見市のきたみ東急百貨店が
相次ぎ閉店し、藤丸が唯一の百貨店となった。
送迎バス運行は丸井今井釧路店の閉店後、釧路圏からの買い物客が増えていることから
企画。百人の予定に対し申し込みが殺到し、手配していた三台のバスを急きょ増やして対応した。
参加者は中高年の女性客が中心で、午前九時に釧路を出発し、正午前後に藤丸に到着。
約三時間、買い物や催事の「全国うまいもの大会」などを楽しみ、同日夜、釧路に戻った。
釧路市の主婦岩藤照子さん(65)は「丸井今井釧路店で利用していた洋服店などが藤丸に
入っているので来ました。やっぱり百貨店は品ぞろえが豊富でいいですね」と笑顔で話していた。
藤丸は今後、参加者の意見などを参考にバス運行の継続を検討する。北海道新聞(03/02 07:49)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/79168_all.html
釧路から無料送迎バスで藤丸に到着し、次々と入店する買い物客
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/image/8147_1.jpg★隣市の百貨店バスツアーに350人、釧路
帯広市の百貨店「藤丸」は1日、釧路市内と同店を結ぶ無料送迎バスを運行した。当初
釧路新聞 2008年03月02日
100人程度と目算していた客数は350人、運行したバスも10台に上った。「満員で断った
お客様も200人くらい」というほど予想以上の反響だった。百貨店のない釧路の消費者を
ターゲットにしたバスの運行は初めて。この日は午前9時前に第1便が釧路市内を出発。
午前11時30分には百貨店に到着、それぞれに約3時間の買い物を楽しんだ。同店は
継続的な運行も検討している。
http://www.news-kushiro.jp/news/20080302/200803025.html
記事を読んで驚いたのは。
☆きたみ東急が閉店していたこと。(マテ)
きたみ東急。最後に訪れたのは銀河線廃止直前の2006年02月18日でした。
食料品フロアはそこそこお客が入っていたのに、1階から上のお客様はまばら。
東急百貨店というより、五反田とうきゅう的雰囲気(ローカルネタですが)。
*ヨーカドーやポスフールのような総合ストアの東急ストア版
*五反田とうきゅう→http://tokyu-group.co.jp/webguide/datalist/detail/935.php
北見市郊外にはロードサイト店が多く、自家用車と共に人も集まっていたとので気になってましたが。
やっぱりロードサイト店には太刀打ちできませんでしたか<きたみ東急
そう言えば商品的な魅力が感じられないって、俺の母親が言っていたことを思い出しました。
そして釧路市内の現状。
釧路は5年前の夜に立ち寄りましたが、その時点ではまだ活気があったように感じました。
いまや百貨店が無くなり、中心部の空洞化が相当進んでいるんですね。
郊外にはポスフールもジャスコもあるようですが、
ポスフールは釧路市内ではなく釧路町内。それでも商圏被ってる予感。
http://www.aeon-hokkaido.jp/st_kushiro.html
http://www.aeon.jp/jusco/kushiro/
…って系列店で商圏被らせて競わせるのは、イオンの常套手段。
東京23区内では思いっきり商圏被ってるのに出店しまくりましたから。
閑話休題
そんなポスフール&ジャスコも、お買い物ツアーバスを運行しているようで。
http://www.aeon-hokkaido.jp/store_img/kushiro_bus.gif
羅臼・中標津発釧路ジャスコ/ポスフール行
主催:阿寒バス旅行サービスってことで、多分バス車輌も阿寒バスで運行してるんでしょうね。
ちなみに阿寒バスの定期路線がほぼ同じ区間を結んでますが
朝方の釧路行きが土日運休だったりします。
http://www.akanbus.co.jp/localbu/senra2.htm
ツアー代金は
羅臼から往復2800円、標津/中標津から2300円。
釧路?羅臼4740円/中標津2800円
羅臼からだと路線バス小児片道代金相当ですね。
仮に羅臼2800円×10人、中標津2300円×25人が利用したら.。
ツアー参加者収入85500円。
いろいろな諸経費を考えると、35人利用だと採算ラインを辛うじて上回っていると予想。
赤字がある程度発生したらイオンが負担してる可能性が高いですね。
都心店舗の無料送迎バス費用を考えたら、釧路店のイオン負担はそんなに大きくないのでしょう。
そもそも北海道の自家用車保有率の高さってのもあるでしょうが。
藤丸がチャーター運行した釧路?帯広の無料送迎バス。
全国送迎バス色々あれど、ここまで長距離なのは丸亀競艇ファン送迎バスに匹敵するかも。
このような送迎バスが運行されるきっかけを考えてみたのですが、
・百貨店駐車場に釧路ナンバーの自家用車を見かけるようになった。
・一定数の釧路市民が、イオン系郊外GMSでは商品的魅力を感じないため、百貨店のある帯広への志向があること。
そんなことをちょっと考えてみたり。
でも、今回の送迎バスで増便するほどの潜在的需要を発掘できたことは、藤丸の収穫は大きいんじゃないかと思われ。
ただ、貸切バス費用対百貨店売上効果がどうなったのか気になりますが。
記事内には藤丸が継続的な運行を検討とあるのですが、そうなると帯広?釧路の都市間バスの立場は…。
考え得るのは、藤丸で?円以上お買い上げのお客様に、
帯広駅発路線十勝/拓殖バス1回無料券(都市間バス含)進呈が妥当かもしれないけど、
それだけの魅力ではお客様を百貨店へ呼べない時代になっているのでしょうか。
たしかに帯広も中心部の空洞化が進み、ロードサイト店の勢いが凄かったです。
そんな状況を打破しようと、地元商店会があの手この手とやっているようですが、なかなか結びつかないようですし。
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