2010年11月アーカイブ
これから、ちょっくら北の方へ出かけてきます。
今回は車輌狙いなんですが、乗れるかどうかは運次第・・・。
では行ってきますノシ
都営バス撮影で王子エリアをうろうろ。
その時見つけたJRバス関東。
JRバス関東H654-08426号車 BKG-MS96JP 三菱+MFBM 王子駅にて
マロニエ号でSuica/PASMOが使えるようになったので、対応車にステッカーを貼るようになったのはいいけれど...。
この車輌、東京支店所属の夜行便対応車だよなぁ。
一方、この方の情報によれば、佐野支店所属車が駿府ライナーに充当されたとか。
ってことは、東京支店と佐野支店には駿府ライナーとマロニエの組運用が存在する。
相変わらずパズルのような車輌運用だこと。
おまけ。
JRバス関東D654-09501号車 BKG-MU66JS 三菱+MFBM 王子駅にて
JRバス関東持ちの青春エコドリーム車輌の間合運用。
ただし、該当車輌が東京支店に帰ってきている時のみ運用と思われ。
・・・昔ならば西日本JRバス持ち車輌でも平気で間合い運用に充当してたんだろうな。
箱根登山バスは大きな餌を我々の前にまいていった。
っ11月3日 小田原駅?(ターンパイク経由)?箱根町を運行するよ?。
はい、見事に釣り針に引っかかりました。
ということで、その時の記録。
小田原駅を出発したバス、通常なら緑町・郵便局前・市民会館前・幸町...と進んでいくが、
乗車した便はノンストップのためすべて通過。
箱根板橋駅をすぎて、ビーバートザン前の手前で左折。
※ビーバートザンというDIY店があるんですよ。
その前にあるバス停はもちろん「ビーバートザン前」
早川を渡ると、いよいよターンパイクへ。
料金所をくぐると、すぐに急坂。バスは小気味よいエンジン音と共に登っていきます。
途中で後続車に道を譲りながら...無理矢理追い抜いた輩もいたけど、
天候も良かったので、うつくしい景色を見ながらターンパイクの快適なドライブ。
ターンパイクに入って約20分で大観山。
富士山を背景にした大パノラマが広がってました。
大観山でターンパイクをログアウトして、バスは箱根町へ下っていきます。
小田原駅を出発して約40分で箱根町に到着。
普通と直行の差があるので、一概に比較は難しいですが
国道1号線経由が所要時間1時間なので、箱根方向でも20分の短縮。
ターンパイクの通行料の高さがやっぱりネックなのかもしれないけど、
途中沿線からの景色も良いので、積極的にバイパス便として活用できるのではないかと思いました。
箱根町到着後のおいらの予定は、本来ならターンパイク経由便に乗っておなかいっぱい。
三島へいってウナギ食べてこようなんて思っていましたが、
該当車輌の次運用を聞いてしまったからには、行かねばならぬ。
ってなわけで、DMH17さんと倉庫番さんと3名で向かうは乙女峠。
まずは桃源台まで、箱根観光船の海賊船に乗船。
箱根観光船でPASMO/Suicaが使えることに驚いて。
船内放送が肉声からJRバス関東でおなじみのレゾナンドの合成音声だったり。
観光客向けの妙なサービスがあったりとか。
俺の記憶の中の箱根観光船は何処へ行ったのやら...。
約30分で桃源台港へ。
フルリニューアルされたとは聞いたけど。
思いっきり綺麗な建物なのはいいけどさ、
ロープウェー駅舎内のごく普通のお土産屋さんが、痛土産店になってました。
恐るべしエヴァ効果。
そして、あまり期待しないで、とある和菓子を探しに店内に入ると・・・。
お、売ってるじゃん。
孫三の温泉餅
孫三というより店舗名である『花詩』のほうが今では有名ですが(^^ゞ
箱根で温泉餅と言えば、箱根湯本にある、ちもとの『湯もち』も有名ですが、
やっぱり俺は宮城野橋の近くにある、孫三という和菓子屋が作る温泉餅が好きなんですよ。
・・・こどもの頃から慣れ親しんでいるというのが一番の要因。
この商品は生産量に限りがあるため、扱っている店が少ないんですよ。
ということで、速効でレジにて会計しましたとさ。
この後、小田急箱根高速バスで乙女峠へ向かうのであった。
後日談;温泉餅を食べてみた。
昔と比べると柚子の香りが弱くなっているのと、餅の中に入っている羊羹の数が少ない。
餅本体の味は、あまり変わっていないだけにちょっと残念。
11月3日 水曜日 快晴。
アミーおだちか、いや地下通路と言うべきか。そこからバス乗り場へ上がる階段。
何度となく上ったこの階段、いまでは利用者もなく往年の活気は感じられなかった。
今日のターゲットは、11月3日限定運行。
箱根登山バス 元箱根・箱根町線 箱根町行(ターンパイク経由)
久しぶりに、小田原駅から箱根方面の路線バスに乗る。
箱根登山バス元箱根・箱根町線には、急行便として箱根新道経由が長年運転されいる。
1990年代後半の繁忙期、該当路線を所管する小田原観光営業所の車輌では足らず、
応援に小田原営業所や足柄営業所の車輌を充当して、10分間隔で運行していた事もあった。
これは途中停留所の積み残し防止対策と、国道1号線が渋滞で所要時間が読めないための
救済処置という意味合いもあったのだろう。
ところが、元箱根・箱根町線にはさらに別のバイパス系統が存在していた。
それが今回運行のターンパイク経由便。
国道1号線どころか箱根新道すら使えなくなった時の保険として、免許を申請したのではなかろうか。
だが実際に運行が確認できたのは元箱根・箱根町発小田原方向の片道のみ、
かつ運行日も大幅に限られていたと記憶する。
ターンパイクの通行料金の高さも、滅多に運行しなかった要因ではないかと思われる。
自分自身、今から20年ぐらい前に1回だけ、元箱根発で乗車したことがある。
その当時の箱根フリーパスの利用可能路線には「季節運行路線」として掲載されていたので、いざ箱根フリーパスで乗車しようと思ったら、現金払い(しかも先払い)をお願いされたというオチ付で。
今日運行されるのは小田原駅発箱根町行。
倉庫番さんから情報(PDF)を聞いた時、これは行かねばと直感で感じ取っていた。
やって来た車輌は、エルガミオ。B178号車。
前面LEDは[急行 箱根町]だが、
ターンパイクの道路環境等から考えると、なぜこの車輌と思ったのだが、
この車輌で運行することが、この先の伏線だとは思いもしなかった。
箱根登山バスに釣られたお客様、約15名。三々五々と撮影。
お世話になっている、こちらの方に、こちらの方に、こちらの方とお目にかかる。
いやはや、オフ会状態です。
その時、とある方から衝撃の情報を入手。
「次の運用、乙女峠?長尾峠だって」
・・・え? いまなんておっしゃいました。
長尾峠線。
乙女峠→長尾峠/長尾峠→乙女峠という路線だが、走っている姿を見た者はほとんどいないという。
目撃者は、こちらのブログ主の発言。
coach fanさん2010-08-24の日記 http://htvno.exblog.jp/14462187/ より。この発言を見て、長尾峠経由がまだ存在している事を知った。
>その隣を通る長尾峠線は数日間だけ1便復活したけど結局無くなってしまった・・・
長尾峠経由の路線は存在だけ走っていた。。
1992年発行「かながわのバスマップ」には、御殿場駅?長尾峠?仙石という路線が掲載されている。
1994年発行の小田急時刻表には桃源台?仙石案内所?御殿場駅の欄に、
長尾峠停留所の記載はあるが、経由する便は存在していなかった載されていなかった。
これより前に発行された時刻表には、長尾峠経由便が1本だけ記載されていたような気がする。
そんな幻の路線が、今日運行される。
これは行くしかないだろう。
今行かなかったら、絶対後悔する
なぜエルガミオなのか。
その答えが次第に明らかになる。
合成音声設定機の[予約02]の意味。
それは、この先の運用すべてを登録している。
すべては今日の車輌運用と密接に関係している。
9:00 バスはたくさんのバスファンと
偶然乗り合わせた一般客を乗せて、箱根町へ定刻通り出発した。
続く。