今回改造に供された車両は青梅支所所属のW-E405号車。
各事業者で導入しているサイクルラックバスと同様に、バス車両前部にSportworks社製のラックを設置し自転車は2台搭載可能。
ラックのマウンターも同社製を使用しているが、マウンターと車体との接続に関しては交通局自動車工場によってワンオフでバンパーを改造しており、重量のある物を搭載するため前扉及び運転席下部の補強やナンバープレートの移設。青梅支所所属車両独自仕様の補助案内板設置器具の撤去を行っている。外注したら相当なコストになるのではと係員談。また都営バスらしく日章旗が取り付けられるようになっている。
また青梅支所所属車両独自仕様である『後のり』と『自由乗降フリー区間プレート』だが、『後のり』はステッカーで車体に貼り付けていることから『自由乗降フリー区間プレート』と共にプレートを運転席のダッシュボードに掲出しているが、自転車を搭載した状態だとプレートが自転車に隠れて見えにくくなるのが欠点。
当日はサイクリニストにニーズを探るアンケートを実施。その結果から今後の導入可否や導入する際の運行エリアや自転車搭載運賃のを検討するとのこと。
ただ、今回改造したのが青梅支所所属車両ということなので、恐らく...
今回デモカーとして改造したW-E405号車、試験期間が終了後はサイクルラックを取り外して一般路線に復帰予定だが、改造したバンパーやナンバープレート移設については原状復帰させるかは未定とのことだが、本格的な改造を施しているだけに今後の展開に期待したいところですね。
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