ギンギラ太陽’sを見てきたと書いて福岡旅行 その4

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DMH17さんを見送った2人。
福岡空港から向かうところはただ1つ。

福岡空港から

37番に乗って…。

瀬坂停留所を通過した頃だった。
俺には正直考えられなかった。
スケッチブックというコミックやアニメの中では住宅街の背景に炭坑の縦坑が見える。
その光景は、現実の光景であるという。
にわかに信じられないと思っていた。

ほぼ1ヶ月前、俺は北海道の炭坑跡を見てきた。

そこは炭坑があり。マチがあった。
昭和30年代のエネルギー革命による石炭の需要が下がり続ける中でも、
機械化の促進、合理化で良質の石炭を産出し続けていたため
石炭の増産需要でマチの住民はどんどん増え、最盛期には12500人が住んでいた。
しかし、最盛期も長くは続かなかった。

石炭資源の枯渇、外国産石炭の台頭。
新規炭坑発掘失敗。

昭和45年、会社は閉山を決断する。

マチから人は都会へと移り住み。
次第にマチの人影がまばらになり、

      そして誰もいなくなった…。

炭坑施設は大半は取り壊されたが、取り壊されなかった物もある。
それは静かに歴史の証人としてたたずんでいた。
その名は羽幌炭坑。

乗ってきたバスを下志免で降りる。
バスを降りて目に入ったのは、住宅街の奥にそびえ立つ縦坑だった。

志免炭坑
正式名称を国営志免鉱業所、後に志免国鉄鉱業所に改称。
歴史は古く、明治22年に開坑し、海軍向けの石炭を産出していました。
敗戦後は昭和20年より「運輸省門司鉄道局志免鉱業所」
そして「日本国有鉄道志免鉱業所」として国鉄の蒸気機関車等で使われる石炭を産出していました。

『志免立坑櫓を生かす住民の会』に詳しく説明があります。
http://www.tateko.com/index.html

炭坑が閉山しても、志免にはマチがある。
一時期住民が減ったようだが、近年はベッドタウンとしての需要が高まり、
再び住民が増えている。やはり、福岡空港や福岡市街に近いという理由もあるのだろう。

D.Naさんの案内で、鉄道公園を回ってみたりして志免立坑櫓のある公園へ向かう。
坂を登り切ると目に入る立坑櫓。
間近で見ると、その大きさに圧倒される。

俺はいつしか、写真を撮っていた。
いつも使うデジカメと、ペンタックスのMZ-5で。

炭坑の斜坑、

中を覗いてみると。



志免町の教育委員会による説明板がありました。

シーメイトから縦坑を望む。

この場所、今は志免町の総合福祉施設『シーメイト』と公園が作られている。
シーメイトには大浴場やTRPG会議室などがあります。
http://www.town.shime.lg.jp/shimehome.nsf/doc3/shi-matemap

さて、次の目的地に向かいましょう。
バス停へ向かうため、公園を通り抜けながら撮影してみる。

さて、バスが来るまで20分。
バス停で色々と話ながらバスを待つ。

後で気づいたのだが、この日の光景がそのまま
アニメ スケッチブックの中で見ている件について。

さて、バスが来ました。
バスに乗って向かうは宇美営業所。
宇美営業所で太宰府方面のバスに乗り換えるはずが
・・・タッチの差で乗り継ぎのバスが出発してしまったorz
だからバスカードリーダーのエラーさえなければ。

もしかしたら乗り継げたのかもしれない。

次の太宰府方面は1時間後。
癪なので、営業所に到着したバスの写真でも撮ってたら。
雑餉隈駅経由南福岡駅行きのバスが到着したので乗車。
ここで、バスカードをどこにしまったか忘れるというオオボケをかます俺。
注意!
西鉄バスは乗継割引制度があって、同一停留所での乗り継ぎならば割引が適用されます。

そんなことがありながらバスは南福岡駅へ。
途中、だ?れも乗車してこない。
貸切だけどちょっと寂しい。

雑餉隈駅を通ると、やっぱりスケッチブックで見かけた光景があったり。
結局、聖地巡礼といわれても仕方ないような気がする。

さて、マクドは混んでいたので近くの踏切で列車を眺めながらだべる。
その後、マクドに移動してD.Naさんと世間話して解散。

D.Naさんと別れた俺は電車で博多駅へ。
とりあえず「ぽち」を見てみるがめぼしい物は無し。

その後土産物を買って、市内路線に乗ってみる。
y3chomeさんお勧めの57番に乗ってみた。

まるで横浜市営バスの根岸台みたいにアップダウンが凄いところを走行。
高台から夜の景色も悪くないが、今度は天神向きで昼間に乗ってみたいな。


小笹でバスを下車。
天神に戻るにしても同じ路線で戻るのはつまらないので59番快速九大前で天神へ。

天神でぶらぶら店を見つつ晩飯を食べて。
さて空港へ向かおうとしたら…。

特別快速博多駅行きが到着。
思わず乗って博多駅へ、
アグレッシブな走りと各停便をガンガン抜いて行く姿に、昔の西鉄バスを見てみたり。

博多駅到着
ここまでバスできたのだから、空港へもバスで行くことに。
博多駅から田川行き急行バスに乗って福岡空港。
最後の締めも路線バスでした。

さて、次はいつ行こうかななんて考えてる俺。自重…しなくていいや。

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