神宝線
神戸線(梅田〜三宮)と宝塚線(梅田〜宝塚)をまとめて差す場合に用いる。また各線に接続している各支線も含まれる場合もある。
この呼び名は、車両面では、京都線と神戸線・宝塚線で電装品のメーカや、車体の大きさが異なるため。運用面では京都線と区別するために区別するために使われる。
3000系 3062編成
3100系 3154編成 宝塚にて
3000系は昭和39年から44年まで製造された神戸線向け車両。
3100系も昭和39年から42年まで製造された宝塚線向け車両。
この系列は兄弟系列で、それぞれの路線特性に合わせて性能があわせられている。また、この形式より阪急電鉄での車両形式の付け方が確立された。
現在では両形式とも神宝線関係なく使用されている。
3100形 3158編成
箕面にて
行き先方向幕取り付け改造がされていない3100形。
これがいわゆる原型の顔である。
5100系 5119編成 宝塚線 梅田にて
昭和46年より54年まで製造された阪急全線で使用できる共通設計の車両。
しかし、実際には神宝線に配属されている。
6000系
92年8月18日 阪急三宮にて。
6000系は昭和51年に登場した車両。
この形式より運転室は以後に窓がなく、写真のようにHマークが取り付けれられいたが、その後、小窓が開けられ、戸袋部分に新社紋が取り付けられた。
また、2200系で試験導入されていたワンハンドルマスコンが採用されたのも新しい。
6000系6123 今津線 西宮北口にて
今津線 西宮北口〜今津間用にワンマン改造を行った6000系。
偶然的に、上の写真の6000系6023編成がワンマン改造されて活躍していた。
7000系 神戸線梅田にて。
神戸・王子公園の動物園にパンダがやってきたと言うヘッドマーク。
阪急の車両で、方向幕搭載車の場合車号が書かれている貫通扉部分にヘッドマークが取り付けられるので、車番が分からないのが玉に瑕。
しかし、運転席後ろの小窓が存在しないことと、8両固定編成であることである程度絞れるのですが…。
6000系 6000編成 宝塚線 梅田にて
6001編成の後に登場したオールアルミ製の6000系。
もともと6001編成の中間T車2両「6560・6660」が阪急電鉄初のアルミ車で、同車で実用試験が行われた後、6000編成が6両編成で登場し、試験車2両を組み込んで8両編成となりました。
7000系 7014編成 宝塚線 梅田にて
6000系をベースに昭和55年から作られた車両です。
制御装置が変更され界磁チョッパ制御が採用され、回生ブレーキが採用されました。
また7011編成よりアルミ車体が採用されました。
7000系 7009編成 梅田にて
7000系の梅田方先頭車はパンタグラフ付き電動車となっている。
阪急8000系 8030編成 梅田にて
昭和64年元旦より運転を開始した、阪急電鉄創立80周年を記念して登場した車両です。
この車両より、VVVFインバーター制御を正式に採用他にも側面窓にパワーウィンドーを採用するなど様々な新機軸を打ち出している。
他に既存の阪急の電車とは全く違う前面デザインが特徴で、製造年次により前面デザインが異なっているのも特徴です。