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JR東日本の車両(その1)

209系

南武線 209系 川崎にて南武線用209系 川崎にて
209系は103系の置き換えとして増備していた205系の後継車両として登場した。
だが209系の前に901系という試作車があった。
メンテナンスフリーなどのコンセプトの元に作られた901系。
それは、徹底的に軽量化されたステンレスボディ、電動車にVVVFインバータの採用。そのために実現できた95KWという小型交流モーター出力と高回転数。
4M6Tの10両編成で各種異なる3タイプが作られ各種試験が行われた。
それを元に量産されたのが209系である。
ちなみに、95KWのモーター出力も継承されたのだが、出力不足ではないのである。
それは、VVVFインバータと交流モーターの採用が鍵である。
交流モーターは直流モーターと構造的に異なり、整流子やブラシがなく、またフラッシュオーバーが起こらないために過負荷使用が可能=モーターの回転数を高く取ることができ、その回転数で長時間運転ができるのである。
そのために低出力ながら高加速と高速性能を合わせ持つことができ、209系のようなことも可能である。
でも、どーしても言われてしまうんです。「走るんです」見かけの性能と、実際の性能とギャップに。

209系900番台 大宮にて京浜東北線209系900番代 大宮にて
209系の元となった901系A編成の量産改造車。
901系の量産改造車には6扉車が組み込まれていない。

京浜東北線用209系 田町にて京浜東北線用209系 田町にて


クハ209-516 新橋にてクハ209-516 新橋にてクハ209-516 新橋にて
京浜東北線に投入された、209系500番代
500番代は、車体幅を近郊形車両と同じ車体幅に拡大した車両。総武・中央緩行線に投入された。
写真の車両は京浜東北線新ATC化更新工事のため、改造工事中、車両数が不足するため総武・中央緩行線から1編成転属してきた編成である。



209系1000番台 営団地下鉄日比谷にて209系1000番代 営団地下鉄日比谷にて
千代田線ATC更新工事によるスピードアップによって、1本運用が増えたために増備された地下鉄乗り入れ仕様209系1000番代。
他の209系と異なり地下鉄線での急勾配などを考慮して6M4Tと標準的な電動車率になっている。

501系

E501系 1004E501系 1004 三河島にて
日本初登場のシーメンス製唄うインバーター車搭載車両。
京浜急行の2100形ほど大音量ではなく控えめに歌い始め、停車時も逆の旋律で音階が下がっていくのが特徴。




E501-1001上野にてE501-1001 上野にて
上の1004番とは連結器カバーが異なるのが特徴?

207系

クハ207−901 営団日比谷にて207系900番代
営団地下鉄千代田線日比谷駅にて。

国鉄最後の新形式であり、最初で最後のVVVFインバーター車両。
登場した当初は、まだVVVFインバーター制御方式は一般的ではなく、関東では東急9000系など、数えるほどしかなかった。
その中で国鉄が新方式の制御システムとして世にはなった207系。
その時常磐緩行線でダイヤ改正に伴う運用増として1本不足するため、その名目で登場させた。
しかしながら、多発する空転やコストが高いという理由などので、この形式を最後に旧国鉄グループにはしばらくはVVVFインバーター制御方式は登場しなかった。

205系

山手電車区205系 54編成 五反田にて山手電車区205系 五反田にて
201系の後継として国鉄時代に登場した205系
国鉄初の軽量ステンレス採用。


横浜線205系 橋本にて横浜線205系 クハ204-75 橋本にて
205系の首都圏での導入第2段は横浜線で7両編成で導入された。
山手線用との主な違いは、側面扉の窓を拡大したことである。
現在では山手線に引き続いて6扉車を1両増結し、8両編成にて活躍中である。

相模専用205系 500番台 橋本にて相模線用205系 クハ205-507 橋本にて
非電化だった相模線を電化した際に導入した205系。
導入当初は豊田電車区に配属されたが、横浜支社設立に都もない、国府津電車区所属が変更された。
前面デザインの変更、半自動扉設備や、運転士支援モニターの導入など他の205系とは異なる部分が多く、番代区分も500番代として区分された。

205系武蔵野線仕様 京葉線東京駅にて武蔵野線仕様205系 京葉線東京駅にて
205系の最終仕様。京葉線仕様の205系をベースに作られている。

その他の系列
301系 九段下にて三鷹電車区301系 営団地下鉄東西線 九段下にて

営団地下鉄東西線直通車両として国鉄時代に製作された車両。
この車両は試験的要素が高く、台車は登場当時の通勤用では珍しく空気バネ台車。そして車体はアルミ製である。
登場時は、本当にアルミ金属丸出しの車体であったが、表面保護のために後年になって塗装されるようになった。

クハ415−1528 上野にて勝田電車区 415系1500番代
上野にて
老朽化した401/403系の置き換えand輸送力増強のために415系の足回りに211系の車体を組み合わせて登場した415系1500番代。
関東と九州で活躍中です。

田町区211系 品川にて田町電車区211系 品川にて。
211系は国鉄時代113系、115系の代替として導入された。

201系 奥多摩にて豊田電車区201系 奥多摩にて
写真はホリデー快速おくたま号。


三鷹電車区201系 お茶の水にて三鷹電車区201系 お茶の水にて
総武中央緩行線に使われている201系。

銚子にて 183系と115系銚子駅にて休む183系しおさい号と房総ローカル用113系

255系 房総ビューエクスプレス255系 房総ビューエクスプレス
京葉線東京駅にて

房総特急のイメージアップとして導入された車両。成田エクスプレス用253系と共通的な部分が多い。
183系の置き換えと期待されたが、結果的に数本しか導入されなかった。


E217 品川にてE217 品川にて
『近郊形版走るんです』
見かけによらず、120km運転をする。クロスシート:ロングシートの比率がものすごい車…もう少し設定されていれば問題ないが、あの混雑じゃlあねぇ。せめて増結4両でも…。

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