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JR北海道の車両

JR北海道781系 札幌にて781系 札幌にて

781系は北海道向け交流特急車として、また485系1500番台の後継として登場した。
登場時は特急色をまとい、各車両片側1ドアだったが、JR化後、乗降時間短縮のために一部車両が2ドア改造された、また、塗装も現在の塗装に変更もなった。


783系 札幌にて783系 札幌にて

783系は札幌〜旭川間のスーパーホワイトアロー号に使われている130Km対応の特急車である。


711系711系 クハ711−114
北海道の交流電化開始時に導入された近郊形車両。
北海道という土地柄、急行型車両と同様に車両両端に出入り口があり、またデッキが設置されている。そんな車体構造故に、運転開始時には急行としても用いられていた。その後、車体中央部に721系の様に扉を増設する改造をうけた車両が登場した。
電化開始当時からの車両は廃車が進んでおり、現在は室蘭電化延長時に導入された100番台が朝夕のラッシュ寺を中心に活躍している。

721系第1編成 小樽にて721系第1編成 小樽にて。
721系のトップナンバー車。

721系第12編成 札幌にて。


721系第13編成721系13編成 南千歳にて
加速度が鈍く、混雑してきた札幌圏のラッシュ時に2ドアのため、乗降時間がかかるなどの短所が目立ち始め、また老朽化し始めてきた711系の置き換えとして登場したのが721系である。


721系101編成721系101編成 南千歳にて
編成番号が100番台の車両は、6両固定編成となっている。


721系1009編成721系1009編成 南千歳にて
721系のマイナーチェンジ版 1000番台
足回りがVVVFインバーター制御に変更されている。
第9編成は東芝製VVVFを搭載していたが、731系導入にともない、日立製IGBTインバーターシステムの実車試験車に改造された。

731系731系114編成
千歳にて


キハ22 309 函館にてキハ22 309 函館にて


キハ23 101 函館にてキハ23 101 函館にて


キハ150 小樽にてキハ150 小樽にて
国鉄時代からのキハ56系列などを置き換えるため、またワンマン運行を行うために登場した。


183系 札幌にてキハ183系 札幌にて

まだ『スーパー』になる前のとかち号。
とかち号は、札幌〜釧路間のおおぞら号を補完するために札幌〜帯広間に設定された特急。


183系 北斗 函館にてキハ183 500番代
特急北斗 函館にて

ニセコエクスプレス 札幌にてキハ183 5000番代 ニセコエクスプレス 札幌にて

JR北海道の目玉車両、リゾートエクスプレス。
国鉄時代に北海道独自の企画として、冬季のスキー場へのスキー客輸送をアルファリゾートトマム/トマムスキー場とタイアップし、キハ56系列を大改造してアルファコンチネンタルエクスプレスとして登場させたのが始まり。
それは国鉄の常識をうち破る企画商品で、雪の日でもほぼ定刻運転の鉄道が見直されるなど、その企画が大ヒット商品となり、その後、第2弾キハ80形列を改造したフラノエクスプレス、第3弾トマム&サホロエクスプレスが登場した。
しかし、いずれも車体新製の改造車で足回りは既存車の流用。それ故にその当時主流であったキハ183系列に比べてスピード面でマイナスとなってしまった。そのためキハ183系のリゾートエクスプレスとして新製されたのがニセコエクスプレスである。

キハ281系 スーパー北斗281系 スーパー北斗 南千歳にて

281系は札幌〜函館間で運転している北斗号の更なるスピードアップのために導入された振り子式特急である。
今まで183系で運転されていたが、最高速度を向上しても限界があり、またその最高速度を維持できる区間には限りがあった。
そこで振り子式を採用し曲線通過速度を向上、また高性能エンジンを搭載することで加速度向上しカーブで減速してから最高速度まで達するまでの時間を短縮することで所要時間の短縮をはかった。

しかし、北海道という過酷な環境でこれらの技術を実現するために試作車を製作して数年試験を行ってから量産車を製造し本格的に運転することになった。

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