北天幻龍のほーむぺーじ　バス写真館（別館）

エアロキングの代替として導入した、スカニア／バンホール アストロメガ。
既にはとバス向けに導入されていたアストロメガを高速路線向けにカスタマイズした仕様で、スカニア InterCity DDという愛称(商品名)が与えられている。

欧米では独立系コーチビルダー(車体架装メーカー)が残っており、バンホールもその1つである。
日本でコーチビルダーと言えば富士重工や西日本車体工業がそれに該当するが、日本の場合メーカーが組み立てた製品(シャシ)に、ボディを架装する考えに対し、バンホールの場合は自社ボディに対応可能な各社のシャシ･エンジンから選んで組み込むという考え方なのが日本との違いだろうか。
ちなみに日本に輸入したアストロメガは、初代(主に名鉄グループ向け)はメルセデス・ベンツ製エンジン。2代目(はとバス向け)はMAN製エンジンを搭載。そして3代目となるボディ型式TDX24はスカニア製エンジンを搭載している。
このバンホールのアストロメガTDX24は、日本ではスカニアが輸入し同社が販売しているため、「スカニア アストロメガ」の名称の方が知名度が高い。
なおバンホールとしてのボディ型式TDX24。当サイトでは便宜上、型式欄にTDX24と記載しているが、車検証としての型式は「不明」と記載されている。

はとバスが、新たなる2階建てバスとしてバンホールのアストロメガを選択し、エンジンにスカニアを選択した経緯は、スカニアのウエブサイトに詳しく書かれているので、urlを記載する。 https://scania-griffin.com/customer/292